雑記

匿名性の高いインターネット

社不の歌う屑人間の唄

 コロナ陽性になった。

 匿名性の高いインターネットで隠す必要もないのだが、本当に心当たりは無し。人のいるところで飲んだとか、えっちなお店に行ったとか、直近20日以内にはそういうのは無かった。むしろ年明けたらえっちなお店行きたいとかいう気持ちは少しあった。強いて言うなら上司がなんか喉と咳の風邪を引いてたぐらいだ。原因それかもしれん。実はあいつもコロナじゃね!?

 

 幣職場は冬至、クリスマス、歳年末、七草と年末年始は色々と忙しいのだが、冬至の日から喉の痛みを覚え咳が出て、クリスマス・イヴに熱を出して仕事を休み、まさかのコロナ陽性の判定を受けた。喉が焼けるように痛かった以外は本当に風邪程度の症状(まあワクチン4回打ってるし)だったため、職場の人や家族には申し訳ないのだが、サンタさんからコロナ休みがプレゼントされたというのが正直な実感である。休日は基本的に部屋に籠っているため、自分で自由にリビングまで行けない面倒さや風呂に入れない苦痛や喉飴・トローチの激しい消費程度はあったものの、あまり普段の休みと変わらない日々を過ごした。そのうえ日頃は2連休すら滅多にないのだが、今回は短い年のGW並の連休を謳歌してしまった。

 今の仕事は4年目になるが、労働の楽しさというものを味わったことは無いし、夢や目標、成功体験も無く、次は失敗しないようにしようとは思うが絶対に成功させてやるといった克己心は持てず、成果が出せず悔しいと感じることもできず、それでも非正規の人よりは早く作業できる程度の微妙なラインに立っている。年数と微妙にあるスキルのせいで無駄に立場と責任が付けられているため、定時で退勤しても疲れ切ってグラスに酒を注ぐ前に寝落ちするみたいな日々を過ごしていたので、職場環境以外はそこそこ恵まれているし下を見ればいくらだっているような労働状況にも関わらず、不釣り合いにストレスばかり溜めてしまっており、正直社不の自覚が強まっていたのだが、今回コロナ休暇を過ごす中でどんどん精神が上向いていくのも無性に納得してしまった。

 客観的に見て非常に申し訳ないが、正直熱さえ引けば心はルンルンで休んでいたので、職場復帰に備えて少しでも申し訳ない感をチャージするために今回こんな取り留めのない駄文を書いているのが実情である。屑の一言に尽きる。自分でも人としてどうかと思うのだが、否定できない真実としてこの精神がここにあるのだから、上手く隠して折り合いを付けて世間様にはなんかいい感じの面だけ見せるようにしていけるよう最大限の力を尽くしていくしかないのだ。家庭とか持ったら幸せにする自信とか一切無いし崩壊しそうなので一生独身の方が良いと思う。親より先に死ぬのは流石にアレだから1回忌くらいまで頑張って生きたら引継ぎとかそういうのしっかりやって退職して樹海に消えた方が大人数に迷惑かけずにフェードアウトできそう。アパート孤独死とかだと大家に迷惑かかりそうだし。でも誰かの代わりに刺されて死ぬとか大義名分があったら若いうちに死んでも世間的には許されるんじゃないか。日々こういうことを考えながら世界の片隅で生存させていただいております。そういうタイプの社会不適合者は多分、私以外にもいるんだろう。

 これを読む人はそうそういないだろうし、いたとして2割程度も共感できなかったかもしれないが、まあそんな人もいるんだなと人間の屑像の輪郭を鮮やかにしていただければ幸いだ。もし8割9割共感できたような人は、共感しながらも私のことを軽蔑しているかもしれないが、それは私もそうなのでお互い表の態度には出さずになんとかやっていこうな。